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外壁塗装を検討する際に、価格やデザインだけでなく、保証についても理解しておくことが大切です。
長く安心して暮らすために、保証期間や対象範囲、免責事項などをしっかり確認し、会社選びに役立てましょう。
この記事では外壁塗装の保証期間や対象、免責事項について解説します。

外壁塗装の保証期間

一般的な保証期間は5年~10年

外壁塗装の保証期間は、一般的に5年から10年です。
しかし、使用する塗料の種類や施工会社、保証内容によって変動します。
例えば、高価で耐久性の高い塗料では長期の保証が受けられるケースもあります。
また、低価格の塗料では保証期間が短くなる可能性があります。
そのため、契約前に必ず保証期間を確認し、契約書に明記されているかを確認することが重要といえます。

塗料の種類による保証期間の違い

塗料の種類によって、保証期間は大きく異なります。
フッ素樹脂塗料は耐久性が高いため、10年以上の保証期間を設定している会社も多いのです。
一方、アクリル塗料は価格が比較的安価ですが、耐久性が低いため、保証期間も短くなる傾向があります。
さらに、シリコン樹脂塗料は、フッ素樹脂とアクリル樹脂の中間的な性能を持ち、保証期間も7~10年程度となることが多いです。
そのため、それぞれの塗料の特徴やメリット・デメリットを理解した上で、自身の予算や家の状況、そして長期的な視点から最適な塗料を選択することが大切なのです。

保証内容をよく確認しよう

保証期間の長さだけでなく、保証内容も重要です。
保証書には、具体的にどのような項目が保証対象となっているのか、詳細に記載されているはずです。
例えば、塗膜の剥がれやひび割れは多くの場合保証対象となります。
しかし、経年劣化による変色や退色は免責事項となるケースが多いです。
そこで、保証書をよく読み、どのような状況であれば保証が適用されるのか、適用されないのかを正確に把握しておきましょう。
また、不明な点があれば、会社に直接質問し、納得いくまで説明を受けることも大切です。
曖昧なまま契約を進めると、後々トラブルに繋がる可能性があるからです。

外壁塗装の保証対象は何?

塗膜の剥がれやひび割れ

外壁塗装の保証対象として、最も一般的なのが塗膜の剥がれやひび割れです。
これは、塗装の施工不良や塗料の品質不良などが原因で起こる可能性があります。
保証期間内にこのような不具合が発生した場合、多くの場合、無償で再塗装などの補修が行われます。
ただし、極めて小さな剥がれやひび割れであれば、保証対象外となる可能性もあります。
そのため、保証対象の範囲については、契約前にしっかりと確認しておきましょう。

防水効果の低下

外壁塗装の目的の1つは、建物の防水性を高めることです。
塗装が劣化し、防水効果が低下した場合も、保証対象となる可能性があります。
雨漏りや湿気による建物の腐食を防ぐために、防水効果の維持は非常に重要です。
そこで、保証書に防水効果に関する記述があるか確認し、もし低下した場合の対応についても確認しておきましょう。

下地処理の不備による不具合

塗装前の下地処理が不十分な場合、塗膜の剥がれやひび割れなどの不具合が起こりやすくなります。
下地処理は、塗装の耐久性と仕上がりに大きく影響するため、適切な処理が行われることは非常に重要です。
そこで、保証書には下地処理に関する記述もあるか確認し、不備による不具合も保証の対象となるかを確かめましょう。

施工不良

施工不良も、外壁塗装の保証対象となる重要な項目です。
例えば、塗装が不均一であったり、塗料の量が少ない、適切な乾燥時間を取らなかったなど、施工上のミスによって不具合が発生した場合にも、保証が適用される可能性があります。
そのため、施工会社を選ぶ際には、実績や信頼性などをしっかり確認し、丁寧な施工をしてくれる会社を選ぶことが大切なのです。

外壁塗装の保証の免責事項とは?

自然災害による損害

台風や地震などの自然災害によって生じた損害は、多くの場合、保証の対象外となります。
自然災害は不可抗力とみなされるため、塗装会社も責任を負うことができません。
しかし、自然災害によって生じた損害の修理や補修について、相談に応じてくれる会社もあります。
そのため、契約前に確認しておきましょう。

経年劣化による変色や退色

経年劣化によって生じる塗料の変色や退色は、保証の対象外となることが多いです。
これは、塗料の性質上避けられない現象であり、塗装会社も責任を負えません。
塗料の種類や環境条件によって、変色や退色の速度は異なるため、事前にどのような変化が起こる可能性があるのかを理解しておきましょう。

居住者の不適切な使用による損害

故意または過失による損害は、保証の対象外となります。
例えば、高圧洗浄機を使用したり、鋭利なもので傷をつけたりした場合などは、保証が適用されない可能性が高いです。
したがって、居住者自身の責任において、建物を適切に管理・維持することが大切といえます。

第三者による損害

第三者による損害も、保証の対象外となるケースが多いです。
例えば、隣家の工事によって外壁が損傷した場合などは、塗装会社ではなく、責任のある第三者に対して損害賠償請求を行う必要があります。

まとめ

外壁塗装の保証は、期間だけでなく、保証対象範囲、免責事項をしっかりと確認することが重要です。
保証書の内容を理解し、会社に質問するなどして、納得した上で契約を結びましょう。
長期的な視点で、安心して暮らせる家を守るために、適切な会社選びと契約内容の理解が大切なのです。

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