2025年09月11日
小さなサービスから始まるお付き合い
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新築を建てからまず一番最初に早く劣化していくのは何処でしょう?
これまで沢山の現場調査してきましたが
親方、思うに屋根かなと
もちろん屋根の種類によっては違いはありますが
奈良・関西で良く使われるのはこんなタイプの屋根
新築当初は建材コストもお安く今でもよく使用されております
2年ほど前に建てた本社の屋根もこのタイプ
屋根の話になるとよく聞かれるのが
塗ったらキレイになるんちゃう?
というご相談
確かに見た目だけなら塗れば一時的には綺麗になります
でも実はそこに大きな落とし穴があるんです
特に要注意なのがノンアスベストタイプ
昔のスレート屋根にはアスベストが入っていて
そのおかげで強度もあり長持ちしました
ところが健康被害の問題からアスベストが禁止され
2000年代に入ってからはノンアスベストの屋根材が出回るように
このノンアスベストタイプ
実際の現場では10年も経てば割れやすくなり
ひどい場合は軽く歩いただけでパキッと
この状態の屋根に塗装だけしてしまうとどうなるか
塗膜がかえって屋根材の動きを縛ってしまい
温度変化や雨風でさらにもっと割れやすくなるんです
つまり塗れば安心どころか
塗ることで寿命を縮めてしまう危険性があるんですね
じゃあどうすればいいか
答えはシンプル
塗らないほがいい
もしくわ
ノンアスベストタイプの屋根にはカバー工法や
葺き替えを選ぶのがベストです
もちろん状態次第では部分的な補修と塗装で延命できる場合もありますが
その見極めは専門知識がないと難しい
だからこそ現場を知っている私たちプロの目で
家を長持ちさせる方法を提案するのが大事だと思っています
屋根は家の命
特にノンアスベストタイプは塗装の判断を間違えると
大きな後悔につながります
動画でも詳しく話していますので、ぜひ参考にしてください
そしてうちの屋根はどうなんやろ?
と少しでも気になる方は、遠慮なくご相談くださいね
次回は屋根カバーについてお話しますね
本日もご安全に!
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