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塗装一筋32年

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毎日投稿224日目

7月にお見積りさせていただいたお家


築30年ほど経過しているアスベスト入りのスレート屋根

スレート屋根の寿命はおおよそ20年から30年といわれています

アスベストが入っているタイプは

ノンアスベストの屋根に比べて割れにも強く
てとても優秀なんですが

今回のお家は一度も塗り替えをしていない様子でした

どんなに優秀な屋根でも15年までには一度は塗ってあげないと
塗膜がはがれ下地が見えてしまいます

ここまで痛んでしまうと正直塗装では屋根の強度を保てません

解決策は二つ

今の屋根をめくって新しい屋根に吹き替えするか

既存の屋根の上に防水シートを張って
金属屋根を重ねるカバー工法をするか

この二択しかありません

お客様は塗り替えができると思って依頼されたのですが

現状では塗装では屋根を守ることはできません

塗れるかどうかで言えば塗ることはできますが

弱った屋根の上を体重70キロオーバーの職人が最低4回は歩きます

そのたびに屋根材には負荷がかかり

その時は割れなくても5年ほどで割れてくる可能性が
非常に高いです

写真の屋根の状態では間違いなく割れますし

親方もこれまで何度もそういう現場を見てきました

割れた部分から雨水が侵入し

屋根材の下の防水シートも30年経てば劣化している
可能性が高く雨漏りのリスクもあります

実際、今日もカラーベスト屋根から雨漏りしているお家の
調査に行く予定です

前置きが長くなりましたが…

今回の案件

お客様に現状をしっかり説明させていただき
納得してもらえたと思っていました

しかし結果的に他の業者さんに依頼されたようで

残念だったのは屋根を塗装されていたこと

思わず ダメって言うたのにぃ 
と心の声が出てしまいました

30年近く経った屋根でも塗装を提案する業者さんがいますが

親方から言わせてもらうとそれは
知識がなくて提案しているか

分かっていても我がの利益ために提案しているかだと

どちらにしてもお客様の家を守る仕事ではありません

どんなに高い塗料を使っても痛んだ屋根に塗るのは意味のない工事です

分かっていて提案する業者は
その場だけ儲かればいい

ウソつきペンキ屋やと親方は思います

今回の件で改めて感じたのは

親方自身の営業力・説明力もっと磨かなあかんなぁということ

お客様の家を守るため本当に必要な提案ができるよう
これからも学び続けていきます

今日はここまで



本日もご安全に!

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